署名者数確認機能付きしきい値署名
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概要
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通常、t-out-of-n分散署名ではt人以上の署名者が協力した時、正しい署名を作成することができる。本論文は、署名者の下限のみではなく、上限も指定できる分散署名方式(範囲署名と呼ぶことにする)を提案する。特に上限と下限が一致する場合、署名者数を確認できる署名方式となる。このような性質を目標にした署名方式は、文献[18], [19]で提案されている。ただし、これらの文献では、署名者数に関する定義がなされていない。本論文では、分散署名における真の署名者とはなにかを定義したうえで、範囲署名を定義し、さらに構成法を提案する。範囲署名の定式化、構成法は、文献[15]で我々が提案したものと異なっている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-07-14
著者
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鈴木 幸太郎
日本電信電話株式会社NTT情報流通プラットフォーム研究所
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鈴木 幸太郎
日本電信電話株式会社
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鈴木 幸太郎
日本電信電話情報流通プラットフォーム研究所
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藤崎 英一郎
日本電信電話株式会社
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