秘密カウンタ
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概要
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本論文は, 1か0かの秘密を漏らさないまま, 公開検証可能な方法で足し算を実行するプロトコルを提案している.提案方式は, 従来の膨大な帯域を消費し何回にも及ぶラウンドを必要としたマルチパーティプロトコルとは異なり, 非対話的な定数回のラウンドと単純で送信者にも集計者にも検証可能な計算処理を必要とする.提案方式は, 〔2〕に基づいている.提案方式は, 投票者が投票用紙を分散された公開鍵について暗号化して投票し, 集計者が賛成投票数をわからないまま数えるという秘密投票に応用可能である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-18
著者
-
菊池 浩明
東海大学電子情報学部情報メディア学科
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中西 祥八郎
東海大学電子情報学部情報科学科
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中里 純二
東海大学電子情報学部情報科学科
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中里 純二
東海大学大学院工学研究科
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菊池 浩明
東海大学情報理工学部
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中西 祥八郎
東海大学情報理工学部
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