話者の同定を組み込んだニュース音声の認識

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概要

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不特定話者の連続音声認識は朗読音声に対しては高い認識率が得られるようになってきた。しかし、音声の音響的特徴には話者に依存した偏りも存在している。そこで、ニュース音声のようにほとんどの話者があらかじめ限定される場合には、あらかじめ話者ごとに音響モデルを作成しておき、音声認識に先だって話者を認識し、認識された話者の音響モデルを用いて音声を認識することが有効であると考えられる。本稿ではあらかじめ発声者になりうると予想される6名のアナウンサーとそれ以外の話者の音響モデルを作成しておき、入力話者発話毎に話者を識別して対応する話者の音響モデルを用いる方法における評価実験の結果を述べる。また、話者の変わり目を検出する新しい方法を提案し、その予備実験結果も報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-06-18

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