直交配列表を利用した情報セキュリティ構造とそのアルゴリズム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報化社会において最も重要な課題である情報セキュリティの問題に関しては、特徴ある種々の方式が研究開発されているが、現在ではHellmanの着想を改良したいわゆるRSA方式による公開鍵方式か一般的となってきている。しかしながら、この方式では非常に桁数の多い整数のベキ乗計算や剰余計算か頻繁に必要であり、計算機に多大な負担を強いることになる。そこで本論文では比較的小さな実数の四則演算だけを用いてで暗号化/復号化が迅速に可能なアルゴリズムを提案した。この方式の主な特徴は、直交配列表を暗号デザイン行列として利用し、受信暗号の直交成分だけを抽出し、その大きさを誤差(ノイズ)をモノサシにして分散分析を行うということである。即ち、各成分の有意性の検定には有意水準5%のF検定を用いている。また、暗号化/復号化のためのアルゴリズムとしては、いわゆる逆Yates/Yates変換を利用している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-12
著者
関連論文
- 改良型フラクタル暗号の理論とそのアルゴリズム
- 離散力学系軌道を利用したカオス暗号 : 復号不用の原理とそのアルゴリズム
- 改良型フラクタル暗号の理論とそのアルゴリズム
- 離散力学系軌道を利用したカオス暗号 : 復号不用の原理とそのアルゴリズム
- 改良型フラクタル暗号の理論とそのアルゴリズム
- 離散力学系軌道を利用したカオス暗号 : 復号不用の原理とそのアルゴリズム
- 直交配列表を利用したマルチ暗号化の構造とそのアルゴリズム
- 直交配列表を利用した情報セキュリティ構造とそのアルゴリズム