改良型フラクタル暗号の理論とそのアルゴリズム
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概要
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一般に、通信経路における物理的故障による暗号文の破損、もしくは第三者による暗号文の改ざんによって暗号文が正常に復号出来なくなる可能性が指摘されている。本論文では、ISEC96-47で既に提案したフラクタル暗号に関するアルゴリズムを改良したものである。その中の最大の改良点は、文字変換表として差分値が重複しない新たな表を考案し、また算出されたフラクタル次元の有効数字の下位桁を使用することにより、暗号文の類似性を大幅に減少させた点にある。また、暗号文に自己変換を行うことにより、不当な攻撃に対する強度を高める方法を試みた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-18
著者
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