メニューに基づく音声対話システムとその評価

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概要

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メニューニ基づく自然言語理解(Menu-Based Natural Language Understanding)の技法は、次々と変化するメニューから文を構成する単語を選択していくことで入力文を作成する。この方法では、ユーザはシステムの限界を容易に推測でき、システムに適応しやすいため、現実的な自然言語対話システムを構築できる。しかし、大きなタスクではメニューそのものが大きくなり過ぎてしまい、適用できるタスクの大きさに限界がある。本論本では、音声認識を利用してメニューのサイズを小さくし、大きなタスクでも応用可能な手法を提案する。また、評価実験によって、我々の手法は初心者のユーザに対して効果があり、熟練者にはこれまでの連続音声認識システムで完全な文を発話するシステムが適していることが分かった。
1994-01-21

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