調音位置および調音様式の発話潜時への影響
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概要
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子音調音における調音位置・調音様式の変化の発話潜時 (発話開始合図の提示から発話開始までの時間) への影響を調べた。発話試料は2拍語 ([C1V1C2V2]) とした。このうち、第1子音 (C1) は発話開始時点を特定するために破裂子音 [p] に固定し、第2子音は舌が主な調音器官である種々の子音を用いた。発話潜時は舌の調音位置の影響を受けるものの、調音様式による影響はなかった。これは、調音運動の指令生成の時間が舌の運動軌跡の処理に関わっていることを示唆する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-22
著者
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正木 信夫
Atr 人間情報研究所
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正木 信夫
京都大学大学院 人間・環境学研究科
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正木 信夫
ATR人間情報通信研究所
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藤原 彰彦
奈良先端科学技術大学院大学
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正木 信夫
Atr 人間情報通信研究所
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