話者追尾型2chビームフォーマによる雑音抑圧に関する検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
話者方向の追尾を行うことにより適応ビームフォーマのロバスト性を高めた新しい2チャネル適応マイクロホンアレイを提案した。提案したマイクロホンアレイは2つのGriffith-Jim一般化サイドローブキャンセラを組み合わせてたものであり、各ビームフォーマの目的音源方向をもう一方のビームフォーマの空間的な応答特性により決定する。さらに、2チャネル処理の空間的なエリアジングを抑えるため、指向性マイクロホンの設定方法も提案した。提案手法により、移動する音源の信号を目的信号キャンセルによる劣化を抑えて高精度で抽出することが可能となった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-18
著者
関連論文
- コモンHIサービス環境の応用
- 音声自由対話システムにおける音声応答キャンセル機能の実現
- 不特定話者音声自由対話システム TOSBURG2 : マルチモーダル応答と音声応答キャンセル利用
- マイクロホンアレイを用いた音声検出に関する検討
- 2chビームフォーマによる雑音抑圧処理に関する検討
- 2チャンネル適応型マイクロホンアレーを用いた音声認識
- ワ-クステ-ションにおける音声認識インタ-フェ-スの実現 (ヒュ-マンインタフェ-ス)
- ソフトウェア音声認識インタフェースの検討
- 実時間音声対話システムTOSBURGの開発(1)システム構成
- 複数ビームフォーマによる話者追随型マイクロホンアレイに関する検討
- 話者追尾型2chビームフォーマによる雑音抑圧に関する検討