TCADの課題と今後の研究の方法
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概要
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LSI開発の効率化のために, TCADが積極的に使用されてきた. しかし, TCAD技術は単なる効率化ツール以上の戦略的重要性を持っている. 半導体デバイスやプロセスが理解できなければ, TCADの開発はもとより, 使いこなすことも不十分なレベルに留まってしまう. この点の認識が不十分なままTCAD活用を進めると, かえって本質的技術が空洞化する危険性を含んでいる. LSIの競争力を養うための一つの方法として, TCAD技術の高度化を通して他との差別化を図る必要がある. しかし, TCAD技術は必要とする要素技術が極めて多岐にわたるため, 協力する部分と競争する部分を峻別した開発手段を採用する必要がある.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-09-25
著者
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