銅とニッケルの組み合わせ電気接点対における開離時アークの分光計測
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概要
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陽極と陰極がアーク放電にどのような影響を及ぼすかを調べる目的で、銅とニッケルを組み合わせた電極対で開誰時アークを調べた。アーク温度測定のために開離時アークのスペクトル強度を測定し、電極損傷を観察するためにデジタルカメラにて実験後の電極表面を撮影した。アーク放電光は陰極、陽極の両方のスペクトルから構成されており、陰極のスペクトル強度の方が陽極のそれに比べてより支配的である。アーク温度は電極材料固有の値であり、陰極材料に依存している。また電極表面の写真から30回アーク放電後、陽極・陰極とも接触面は損傷しており、陰極は陽極に比べひどく損傷していた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-02-08
著者
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