銅電気接点対における開離時アークの分光特性
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概要
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本研究では開離時アークの放電光スペクトルと放電後の金属表面を観測した。しゃ断電力(電源電圧×しゃ断電流)が増大するほどスペクトル線は強く発光した。放電後の接触面には損傷が確認でき、陰極面にできたくぼみは陽極面に比べ面積、深さとも大きかった。ボルツマンプロットから求めたアーク温度の経時変化は実験条件を変えても似通っている。アーク継続時間はしゃ断電力が増大するほど長くなっていた。アーク消弧時の温度はすべての実験条件で約4500Kであった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-02-09
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