トロリー線とパンタグラフすり板
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概要
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本報告は, トロリー線とパンタグラフすり板のトライボロジーについて, 主として1970-1987年に当時の日本国有鉄道か行った実験結果をまとめたものである. この結果から, Cuトロリー線と金属系すり板という比較的軟質な金属同士のすべり接触においては, 摩耗機構として凝着摩耗が支配的な要因であることを述る. この観点から, 300km/h以上の高速化に当たって, 重要な因子となる, 摺動速度, 集電電流, 雨水により発生しやすいアーク溶損, が摩耗に及ぼす影響を検討する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-18
著者
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