IEC文書「Goodness-of-Fit and Estimation Methods for the Power Law Model」に関する考察
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概要
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1997年タイトルのような文書がIEC/TC56から提案された。この文書の内容は、文字通りPower Lawモデルに関するGoodness-of-Fit方法と推定方法について述べたものである。この文書を詳細に検討すると、使用者に対してかなりの統計や確率に関する知識等を要求することが分かった。そこで、その文書において特に注意すべき点等について提示し、さらに挿入されている図表の改善等も含めて新しく提案したい。なお、この文書で取り扱うPower LawモデルはE{N(t)}=λt^βに限定して記述され、その他のモデルは取り扱っていないことに注意すべきである。従って、他のモデルを用いてアイテムの信頼性成長を評価する場合などは不便である。いずれにしても本文書で示されたPower Lawモデルが現実に使用されてアイテムの信頼性成長等が評価されることは一つ前進したと言えるかも知れない。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-20
著者
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堀籠 教夫
東京商船大学商船学部交通電子制御工学講座
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堀籠 教夫
東京商船大学商船学部
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堀篭 教夫
東京商船大学 交通電子制御工学講座
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サード アルカティブ
東京商船大学商船学部交通電子制御工学講座
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アルカティブ サード
東京商船大学 商船学部交通電子制御工学講座
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堀籠 教夫
東京商船大学
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