軌道上サービスロボット

概要

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日本の宇宙開発は、H-IIロケットの打上げ成功並びにETS-VIIの開発着手により、軌道上での物資補給、交換及び回収等様々な宇宙活動をサポートするいわゆる「軌道上サービスシステム」構築のための大きな第一歩を踏み出したといえる。軌道上サービスロボットは、軌道上サービスシステムの一構成要素として、軌道上に待機し、プラットフォーム等の宇宙機に対し、組立・修理・交換等のサービスをミッションとした無人ロボットシステムである。宇宙開発事業団では、ETS-VIIの開発結果をベースに軌道上サービスロボットの検討を進めている。ここでは、その概要について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-06-28