高PRFレーダのクラッタ抑圧方式
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概要
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目標の距離と対レーダ速度を同時に確定できる高PRFレーダにおいて、目標信号を検出する際に不要信号となる、重畳する複数距離からの反射信号成分(特に静止クラッタ)を抑圧する手法を述べる。本手法は、送信信号に加えた変調成分を参照信号として受信信号との相関処理を行うことで、主となる不要信号成分を得て、それと同じ大きさを持つ推定不要信号を生成し、これを受信信号から引算するものである。本論では、M系列で変調を加えたパルス群を用いる高PRFレーダを例に本手法の概念を述べ、さらにシミュレーション結果よりその効果等を述べる。
- 1994-05-27
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