周波数アジリティレーダにおけるドップラー処理
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
レーダの送信周波数を超高速で変更できる周波数アジリティレーダでは,優れた対電子妨害性能が得られるだけでなく,反射断面積が揺らぐ目標の探知確率を向上できる等の効果が期待される.しかし,従来方式のレーダで,例えばパルスごとというように高速で周波数を変更すると,通常のドップラー処理が行えないという問題があった.本論文では,周波数アジリティレーダにドップラー処理機能を付与するため,1パルスでクラッタを抑圧した後,それで得た目標信号をパルス間でコヒーレントに積分する手法と,シミュレーションの結果について述べる.
- 1995-08-25
著者
関連論文
- 高パルス繰返レーダに有効な符号例に関する検討 : パルス群の相関手法
- 高PRFレーダのクラッタ抑圧方式
- 周波数アジリティレーダにおけるドップラー処理
- 高分解能レーダにおけるレーダ反射断面積(RCS)の揺らぎの減少