高分解能レーダにおけるレーダ反射断面積(RCS)の揺らぎの減少
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概要
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本報告では, 高分解能レーダによれば, レーダの探知・追尾性能に悪影響を及ぼす船舶等のレーダ反射断面橋(RCS)の揺らぎを減少できることを述べる. その理論として, RCSの揺らぎは目標各部からの反射信号の干渉によって生じるとするモデルに基づき, 高分解能レーダで目標からの反射信号を互いに干渉しない部分に分解してRCSを求めれば, 安定したRCS値が得られることを示す. 次いで, 距離分解能約0.75mの実験用レーダで得たデータの解析結果から, モデルと合致してRCSの揺らぎを減少できることを示す.
- 1996-01-26
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