ミリ波領域の降雨減衰
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概要
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衛星通信やリモートセンシングなどでは、地上の受信機の影響を減少するために周波数は1GHz以上が要求される。しかし、周波数が10GHz以上になると雨による減衰は周波数の増大とともに急速に増える。そのため、ミリ波分、サブミリ波での降雨減衰は重要な障害となる。この領域では降雨減衰は雨滴粒径分布に強く依存する。ここで、まずワイブル分布に従う雨滴粒径布を示す。ミー散乱理論を考慮し、ワイブル雨滴粒径分布から降雨強度と減衰量の関係を導き、実験値と比較する。最後に、降雨減衰の周波数特性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-04-28
著者
-
佐野 元昭
桐蔭横浜大学工学部電子情報工学科
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佐野 元昭
東京工業大学大学院 総理工
-
関根 松夫
東京工業大学大学院 総理工
-
姜 華
東京工業大学大学院総合理工学研究科
-
関根 松夫
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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関根 松夫
東京工業大学
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