衛星にやさしい小型ロケット開発構想
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概要
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宇宙開発事業団では、小型衛星の打上げ需要に柔軟かつ低コストで対応でき、将来の宇宙輸送系技術のテストベッドとなりうる新しい小型ロケットとして、J-1改良型ロケットの研究を行っている。約1トンの衛星を高度800kmの太陽同期軌道に投入できる2段式液体燃料ロケットとして、L0X/LNG(液体天然ガス)を推進薬とする2段推進系、自動化・簡素化された打上げ運用システム、打上げ時に衛星が遭遇する環境条件を格段に緩和させる機構(衛星にやさしい技術)等の新規技術と、国内外の既存技術を組み合わせて、短期間、低コストの開発を目指す。本報告では、「衛星にやさしい」小型ロケットであるJ-1改良型ロケットの開発構想について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-29
著者
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有田 誠
宇宙開発事業団
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長友 正徳
宇宙開発事業団
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佐藤 寿晃
宇宙開発事業団
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下山 伸子
宇宙開発事業団
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坂爪 則夫
宇宙開発事業団
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長友 正徳
宇宙開発事業団セントリフュージ・プロジェクト・チーム
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