J-I改良型衛星打上システムの構想 : 幅広いミッションへの対応
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概要
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宇宙開発事業団では、日本の衛星打上げ需要に幅広く国際水準のコストで対応する宇宙輸送系のファミリ化の一環として、約1トンの衛星を高度800kmの太陽同期軌道に投入できる2段式液体燃料ロケットであるJ-I改良型ロケットの研究を行っている。現在、日本においては、宇宙実証機会の拡大や地球観測を目的とした各種の中・小型衛星の研究・開発が活発に行われており、J-I改良型ロケットは、これらの打上げにタイムリーかつ柔軟に対応するとともに、将来の先進的宇宙輸送系技術開発をより確実に進めていくため、その飛行実証の手段の確保を図ることを目的としている。本報告では、中・小型衛星の打上げ要求に幅広く対応できる小型ロケットであるJ-I改良型ロケットの開発構想について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-06-25
著者
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有田 誠
宇宙開発事業団
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長友 正徳
宇宙開発事業団
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勝田 秀明
宇宙開発事業団
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佐藤 寿晃
宇宙開発事業団
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下山 伸子
宇宙開発事業団
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高橋 弘
宇宙開発事業団
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長友 正徳
宇宙開発事業団セントリフュージ・プロジェクト・チーム
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