カルマンフィルタの移動体通信用ディジタル復調器への適用
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概要
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本論文では、低軌道周回衛星を用いた移動体衛星通信を前提とし、カルマンフィルタ理論に基づく搬送波再生機能を持つディジタル復調方式の特性について計算機シミュレーションによる検討を行なった。その結果、提案する方式は、低軌道周回衛星通信で問題となるドップラーシフトやドップラーシフトの時間的変化に対して10シンボル以内での同期確立が可能となり、また低C, Nにおけるビット誤り特性についてもほぼ理論値と一致するという良好な特性が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-17
著者
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