カルマンフィルタを用いた信号検出の方法
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概要
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カルマンフィルタを用いたディジタルバースト復調器では,カルマンフィルタの帯域幅は,その処理が開始された後の経過時間に応じて狭帯域となる.したがって,カルマンフィルタの処理は,信号の入力後に行う必要がある.一方,バースト効率の観点からプリアンブルは,出来る限り短かくする必要がある.本文では,上記に示す制約を満足する特性をもつカルマンフィルタを用いた信号検出方式を提案する.この信号の検出は,カルマンフィルタの推定残差の絶対値の平均をとった値が検出器で設定されたしきい値より小さな値であることを確認することにより行なわれる.また,本方式の特性について計算機シミュレーションによる検討を行なった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-02-25
著者
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