ライダ技術実証衛星システムについて
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概要
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ライダはレーザーを光源とするレーダーでレーザーレーダーとも呼ばれている。大気観測を目的とするライダはパルスレーザー光を大気中ヘ発射し、大気中のエアロゾルや分子による後方散乱を測定する。地上からのライダによる大気観測はいくつか行われてきたが、宇宙からのライダによる観測はスペースシャトルによる「LITE計画」のみである。ライダ技術実証衛星はミー散乱ライダを搭載し、エアロゾルの空間分布、大気密度、大気成分の濃度などを測定する。我が研究室では平成5年度からJ-1ロケット打上げによる本衛星のシステム検討を行っており、今年度からH-2ロケット相乗り打上げによるシステム検討を行ってきた。今回はシステム検討の結果について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-12-15
著者
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川田 恭裕
郵政省通信総合研究所
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川田 恭裕
宇宙開発事業団
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藤田 辰人
宇宙開発事業団技術研究本部先端ミッション研究センターマイクロスペースシステム研究室
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日高 哲男
宇宙開発事業団技術研究本部システム技術研究部軌道上システム研究室
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