帯域共用衛星通信方式
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概要
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衛星通信の新サービスの導入やトラフィックの増加によって、人類共通の財産である周波数スペクトラムに対する需要が増大している。周波数の有効利用を目的として、ここでは帯域共用と呼ぶ新しい衛星通信方式を提案する。自局送信信号の衛星からの受信波を相殺するキャンセラを使用することで、同一偏波、同一周波数で双方向通信を可能とするものである。本方式により、通信に必要な帯域幅を従来方式に比べ半減できる。ここでは、考え方、基本構成を示し誤差評価を行い、VSATシステムへの適用も可能で有ることを明らかにしている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-20
著者
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