データ中継衛星を利用したロケットテレメータ通信システムの開発(宇宙応用シンポジウム : 宇宙実証)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
宇宙開発事業団ではロケットのテレメータデータ伝送にデータ中継衛星を利用する計画を進めている.これまでテレメータデータの受信に利用してきた地上局に代わってデータ中継衛星を利用すれば、地上局の位置の制約を受けないため飛行経路設定の自由度が向上し、今後の宇宙輸送要求に柔軟に対処することが可能となる.本システムは2004年に打上げを予定しているETS-VIIIミッションにて飛行実証試験を行い、2005年打上げ予定のSELENEミッションにて実運用を行う予定である.本稿では本システムの開発経緯および構成、仕様を記述し、システム解析によってその有効性を確認した結果を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-06-20
著者
関連論文
- 雷観測・気象デ-タ処理システムの開発
- ロケット位置・速度計測用GPSの性能解析
- 極超音速飛行実験(HYFLEX)計画(HOPE/OREXワークショップ講演論文集)
- H-IIロケットの誘導制御 : 初号機のフライト結果
- ロケット位置・速度計測用GPSの性能評価(GPS論文小特集)
- 極超音速飛行実験(HYFLEX)機の捜索・回収におけるDornier-228の飛行について
- リフレクトメータによる機体まわりのプラズマ電子密度測定(HYFLEX/HOPEシンポジウム講演論文集)
- H-II A ロケット用誘導制御計算機について
- データ中継衛星を利用したロケットテレメータ通信システムの開発(宇宙応用シンポジウム : 宇宙実証)
- H-IIA用GPS受信機の開発状況報告
- H-IIロケットの誘導制御システム
- 12-14 ロケット用ディジタル画像取得システムの開発
- 極超音速飛行実験機の運用及び通信追尾概要