モンテカルロ法を用いたtriggered PSTH法に対する累積和テスト
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概要
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等尺性収縮下での運動単位活動電位(MUAP)のスパイク間隔(ISI)は,正規分布することが知られている.このMUAPの発射時間から一定の遅延後に他筋由来神経を電気刺激し,生じたISIの変動からシナプス結合を類推する方法が,triggered PSTH法である.しかしながら,triggered PSTH法によって得られた2つのISIヒストグラム,すなわち刺激印加時(条件刺激時ヒストグラム)と,擬似刺激時(参照ヒストグラム)の間の経時的差異を定量評価する統計手法は,現在までに考案されていない.上記問題を解決するため,我々はモンテカルロ法による再抽出を用いた累積和テストを考案し,triggered PSTH法に対する有効性を確認したので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-11
著者
-
富田 豊
慶應義塾大学理工学部
-
小宗 陽子
国立成育医療センターリハ科
-
正門 由久
慶應義塾大学病院リハビリテーション科
-
牛場 潤一
慶應義塾大学理工学部
-
富田 豊
慶應義塾大学
-
小宗 陽子
慶應義塾大学医学部内科学教室
-
牛場 潤一
慶応義塾大学 月が瀬リハビリテーションセンター
-
牛場 潤一
慶応義塾大学 理工学部生命情報学科
-
正門 由久
慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
-
牛場 潤一
慶應義塾大学 理工学部
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