在宅健康モニタリングのための生体パラメータの自動計測システム : 1ヶ月連続測定実験

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概要

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個人の健康状態を常にモニタしデータを蓄積することができれば、日々の健康管理や疾病の早期発見および予防、各人の正常値の把握などのために有効であると考えられる。そのため、在宅において通常の生活を営む状態で、健康に関連する諸生理量を測定する計測システムを構築した。システムは、複数の測定装置と測定装置群を制御するためのパーソナルコンピュータ、および記録用データ形式より構成された。システムに含まれる計測装置は被検査者に無意識に計測が可能なものとして浴槽内心電計、ベッド内温度モニタ、トイレ体重計を選定し、システムは計測の完全自動化を達成した。得られたデータはデジタルデータとして保存された。健常成人男子1名が以上のシステムを設置した部屋に生活し、生活環境下で1ヶ月の完全自動計測実験を行ない、システムが正しく動作することを確認した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-05-30

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