立ち上がりの鋭い方形通過特性光フィルタ
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概要
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マッハツェーンダ型光フィルタの通過特性は、正弦関数状になっている。これを多段縦続接続すると、狭帯域化できるが、阻止帯域特性を改善することができない。多段縦続させた各カプラの結合長さが、二項分布する場合は、均一分布より阻止特性改善できるが、通過帯域幅はひろくなる。本報告では、結合長が二項式分布になるようにした多数のカプラを用いて、多数のマッハツェーンダ型フィルタを結合し、さらに、マッハツェーンダフィルタ部には遅延ループを付加し、これによる共振的周波数特性を利用して、立ち上がりの鋭い方形通過特性光フィルタができることを提案し、その特性を解析し、応用システムの構造を検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-29
著者
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