モードのアクティブ制御に着目した等化器の構成に関する一検討
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概要
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近年、ディジタル信号処理技術の発展に伴い, 様々な音場制御に関する研究がなされているが、ある所定の音響空間全体を制御するためには、多数の音源やセンサ, 及び高価な制御装置等を必要とするため, ほとんどが企業や研究機関の設備として存在するのみで, まだ実用に供したと言えるような段階ではない.そこで我々は, 用途を自動車室内のような比較的小さな音響空間に限定し, その音響空間の低次のモードを制御することによって, 制御周波数帯域は限定されるものの, 音響空間全体を制御できる比較的小規模なシステムについて, 検討を行っている.本報告では, このシステムの原理と構成, 並びに音源とセンサの配置について検討を行った結果について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-21
著者
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