高品位音質評価の方法論について
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概要
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高品位音質評価の方法論について根本的な考察を行った。まず、物理的刺激量から、評価法を経て心理量にいたるプロセス、中でも心理量の形成に大きな影響を持つ評価法に着目した。評価法を構成する判断様式と判断属性に関して、絶対判断と比較判断、単一属性についての判断と複合属性についての判断のそれぞれについて、弁別力の観点からその特長と問題点を論じた。また、単一属性に関する判断を媒介にして複合属性の構造を求める方法を示し、対刺激の非類似度の判断から感覚空間の構造とその意味を求める方法と、音質の総合評価値の因子分析から下部構造と被験者の判断特性を求める方法を提案した。
- 1998-06-29
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