1次元ダクトANCにおけるマイクロホン, スピーカ位置について
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概要
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Filtered-x LMSアルゴリズムによる1次元ダクト消音システムにおいて, マイクロホンやスピーカ (二次音源) 位置の変化が消音効果に及ぼす影響を評価するため, システム全体を伝達マトリクスを用いて定式化した. 得られた伝達マトリクスより音圧に関する伝達関数H_nを導出し, H_nの (適応フィルタの更新に伴う) 変化係数の周波数特性で消音効果を評価したところ, 1) 消音したい周波数帯域によって効果的なエラーマイクロホン位置が異なる, 2) エラーマイクロホン位置が消音効果の周波数特性の大域的特徴を支配する, 3) 局所的特徴はダクトの全長によって決まる, ことが分かった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-29
著者
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