Estimated secondary path C^^⋀のタップ長と消音効果について : 正弦波一次騒音下で同定したC^^⋀の場合
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概要
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ディーゼルエンジン等の排気ダクト内には, エンジンの回転数に依存した周波数に鋭いピークを持った高音圧の一次騒音が存在する. このような環境下でfiltered-x LMSアルゴリズムによるANCに必要なsecondary path CをLMSアルゴリズムによる適応力式で同定する場合, 同定のためのランダムノイズが音響出力系の制限から十分なパワーで出力できないと, ANCに必要とされる精度良いestimated secondary path C^^⋀が得られない. 本研究では, 電気回路によるシミュレーションと "convergence coefficients" の解析から, C^^⋀のタップ長を短くすることで外乱(一次騒音)の影響が軽減でき, 結果的に消音効果を向上させることができる例を紹介する.
- 1997-01-23
著者
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