Filtered-x LMSアルゴリズムにおけるANCの長時間安定化 Estimated error path Cの更新について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Filtered-x LMSアルゴリズムを用いてダクト騒音をアクティブ消音する際, 現実のerror path Cとそれを同定したCが異なると消音効果が劣化する. 現実のCはダクト内環境の変化に伴い初期のC(=C)から乖離するので, 長時間安定なアクティブ消音の為にはCを常に外界のCと一致させる必要がある. この報告では, CとCの差が消音効果に及ぼす影響を定式化し, 両者の位相差が-π/2〜π/2であれぱ消音可能であることを導くと共に, 実寸大のダクト実験で検証した. これらの結果よりCの更新法を検討し実験でその有効性を確認した.
- 1996-01-25
著者
関連論文
- 雑音・残響下における発話の音響的特徴の話者変動(言語獲得・学習,合成,生成,韻律,一般)
- 音バリアフリーの現状と課題
- [招待論文]排気ダクトのアクティブ消音 : できること,できないこと(音響信号処理及び一般)
- Estimated secondary path C^^⋀のタップ長と消音効果について : 正弦波一次騒音下で同定したC^^⋀の場合
- Filtered-x LMSアルゴリズムにおけるANCの長時間安定化 Estimated error path Cの更新について
- 電気残響可変システムを付加したホールにおける定常部抑圧処理の評価 : 音声明瞭度改善のための前処理の実環境導入へむけて
- Q&Aコーナー(コーヒーブレイク)
- ファジィ, ニューラルネットワークを用いた拡声音制御システム : 騒音下における明瞭性改善のための知識獲得
- 音声情報伝達性能向上のためのデバイス : スピーカ・システム
- ボイラー排気騒音のANCによる低減
- IPP ガスタービン排気音等の ANC による低減
- 排気ダクトのアクティブ消音,健在です!(アクティブ制御のあゆみと今後)
- [招待論文]排気ダクトのアクティブ消音 : できること,できないこと(音響信号処理及び一般)
- 緊急地震速報とは : 音によって不特定多数の人に瞬時に地震の到来を伝える
- 定常部抑圧処理による残響環境下の音声強調(ANC・エコーキャンセラー・ノイズキャンセラー/一般)
- 大規模空港における旅客案内放送システムについて : 中部国際空港セントレアの事例(音楽の音合成と音響・音場再生, HDA/一般)
- アクティブ消音用スピーカシステム
- 1次元ダクトANCにおけるマイクロホン, スピーカ位置について
- 1次元ダクトANCにおけるマイクロホン, スピーカ位置について
- Estimated secondary path C のタップ長と消音効果について正弦波一次騒音下で同定したCの場合
- 雑音・残響環境下の拡声音声に適した発話に関する検討 (音声)
- 雑音・残響環境下の拡声音声に適した発話に関する検討(音声・言語・音響教育,一般)