構内コードレス電話のファジィハンドオフ制御とその頑健性解析
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概要
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通話中に基地局を切り替え可能なビル構内コードレス電話を実現するには、激しいフェージングによりハンドオフ制御が頻繁になる不安定性の克服が必要である.従来のハンドオフ制御では,判断待ち時間を長くしているので通話品質が低下する。本研究では、先に提案した相手信号強度を考慮して判断を保留するファジィ論理制御アルゴリズムの頑健性を解析した。その結果、フェージング状況変化(ドアの開閉,移動機の高低や角度の変化)に伴うハンドオフ数が従来法に比べ約10倍減少することを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-23
著者
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