加入者線路網の評価設計ツールとシングルスター/ダブルスター網の経済比較
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概要
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加入者網の光化の指針を明確にするため、SS網、DS網の創設コスト、保守運用コストの評価ツールを作成した。配線区域と伝送装置、網形態を入力すれば、設備量、工事量およびそのコストが算出できる。また、保守運用コストは、作業形態に対応した数値設定によりコスト算出が可能である。プログラムはモジュール化構成としたため、変更、追加などの修正も容易である。本ツールによる経済比較の結果、多重装置により光化すると、電話サービスに対してもメタルより経済化できること、経済性から適用すべきPDS網、ADS網とその多重数の区分を明確にし、屋外の光ケーブル網形態として近〜中距離のエリアでは初期からSS形態で、遠距離ではSSとDSの併用で進めるのが望ましい等、今後の光化の指針を明確にした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-18
著者
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勝山 豊
Nttアクセス網研究所
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山本 良一
NTTフィールドシステム研究開発センター
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山本 良一
Nttフィールドシステム研究開発センタ
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稲川 勝雄
NTTアクセス網研究所
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山本 良一
NTTアクセス網研究所
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稲川 勝雄
NTTフィールドシステム研究開発センタ
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勝山 豊
NTTフィールドシステム研究開発センタ
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