論理メッシュ接続光リングネットワーク
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概要
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本稿では、物理トポロジーはリング、多重化は物理レイヤにおける時分割多重(TDM)あるいは波長分割多重(WDM)から構成される光ネットワークの一つのアーキテクチャ設計について述べる。ここで接続性については論理メッシュ接続とする。このアーキテクチャのもとで、タイムスロット・波長変換を用いる帯域有効利用法を提案する。この方法は双方向リングにおける最小伝送容量を満たし、かつリング上の全てのADMを同一の信号挿抜処理で運用させる。さらに本稿では、故障復旧のためのセルヒーリングアルゴリズムを提案し、従来のSONETリングにおけるアルゴリズムと予備伝送容量、復旧時間、サバイバビリティの観点より、そのパフォーマンスを比較評価する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-20
著者
-
富沢 将人
Nttネットワークサービスシステム研究所
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富沢 将人
NTT光ネツトワークシステム研究所
-
川瀬 伸行
NTT光ネットワークシステム研究所
-
小林 由紀夫
NTT光ネットワーク研究所
-
小林 由紀夫
Ntt光ネットワークシステム研究所
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