LFGと文脈状態に基づく日本語テキストの意味解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自然言語では,同じ対象を指示する場合に,繰り返しを避けるため代名詞を用いる.また日本語では,主格をはじめとするさまざまな格が省略される.文章の意味を決定するためには,省略された格を補完したり,代名詞の先行詞を決定する必要がある.本稿では,文脈状態を用いた意味論をLFGに導入し,日本語テキストの意味解析を行う手法を提案する.さらに,この枠組を用いた主格の補完と前方照応解決の手法についても述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-09
著者
関連論文
- Information Flow Graphを用いたATMSの解析
- Information Flow Graphを用いたATMSの解析
- 派生文法に基づく日本語-ウイグル語機械翻訳 : 動詞接尾辞の変換
- 派生文法に基づく日本語-ウイグル語機械翻訳 : 動詞接尾辞の変換
- 多エージェント系自己認識論理の決定手続き : 命題論理式への変換に基づく方法
- 不適格表現を活用する漸進的な英日話し言葉翻訳手法
- 言い直しを用いた漸進的な英日翻訳手法
- 日本語-ウイグル語機械翻訳のための動詞接尾辞に関する一考察
- 日本語-ウイグル語機械翻訳における助動詞のパラメータ化による処理
- 日本語とウイグル語の助詞の対応関係とその機械翻訳への応用
- 多エージェント系自己認識論理に基づく状態継続と因果関係の表現
- 不確実情報の集合に対する知識ベース変更の意味論
- LFGと文脈状態に基づく日本語テキストの意味解析
- 原始帰納関数を実現する項書換え系の遺伝的プログラミングによる学習
- 多エージェント系自己認識論理の視覚的環境 : タブロー法に基づく決定手続きの視覚化