計算処理能力に応じたQOS概念に基づく動画像符号化処理方式
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概要
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インターネット上での電子メールや静止画像通信は, ソフトウェア実装による簡易コンピュータの通信端末化により機能している. これをオーディオビジュアル通信にも当てはめ, 動画像符号化をソフトウェアで処理するコーデックシステムの実現方法を議論する. まず, オーディオビジュアル信号の符号化処理をソフトウェアで行う場合の利点・課題を整理する. つぎにこの課題を整理するための一手段として, 動画像符号化の処理をソフトウェアによって効率的にかつ高速に行うための動的演算量制御方式を提案する. そして, 符号化性能を実験によって確認し, その結果から符号化処理演算量とQOSレベルとの関係を導く. この関係からソフトウェアに特有の動画像符号化制御方式を提示するとともに, ソフトウェアによるオーディオビジュアルシステム実現の指針を提示する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-25
著者
-
西 和彦
(株)グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
-
片山 泰男
(株)グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
-
持田 康典
工学院大学情報学専攻
-
正村 和由
工学院大学大学院工学研究科
-
持田 康典
工学院大学大学院工学研究科
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