HMMとファジィを使った指揮認識システム
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概要
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人の指揮を廉価な加速度センサとパソコンで高速に認識, 実時間に音楽演奏を制御するシステムを試作した. 指揮要素の9割を指示可能とされる右手に注目し, 指揮法に則った普遍性の高い重要な要素, 即ち曲の演奏開始や停止, アゴーギクを含む拍タイミング, 何番目の拍か, フェルマータ, デュナーミク, 一部のアーティキュレーションを認識. 拍打動作からオーケストラの発音までの時間遅延も考慮した. 動作認識にHMM (隠れマルコフモデル) を適用した他, 人の認識に倣って曲の知識や演奏情報の活用をファジイ技術で実現. 特徴量の揺らぎと時間揺らぎを一度に吸収できるHMMの長所が, 音声認識と同様に指揮認識にも有効だった.
- 1997-07-20
著者
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