パケット宛先アドレス生成アルゴリズム
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概要
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インターネット型データ転送網の高速化を実現するためには, ルータのパケット処理を高速化することが必要である.ルータのパケット処理は, アドレス処理と転送処理に大別される.アドレス処理の性能特性は到着パケットの個数が支配的な要因となる.転送処理の性能特性は, 到着パケットの個数ではなく, それらのデータ量(バイト数)が支配的な要因となる.ルータの性能を調べるにはこれらの要因が複合した複雑な性能特性を評価する必要があり, 実システムを用いた試験やコンピュータシミュレーションによる性能評価が有力なアプローチとなるであろう.この場合, ルータに入力するパケットに付与するアドレスを決定しなくてはならない.本稿では, インターネット型データ転送網で現れるパケットアドレスの生起パターンをモデル化し, 実際にアドレス系列を生成させるためのアルゴリズムを示す.このアルゴリズムは, アクセス系, 中継系の双方に適用可能で, 生成アドレス系列は, 宛先IPアドレは勿論, 宛先URLの系列とすることも可能である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-27
著者
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