QoS予測制御方式

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概要

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分散マルチメディアネットワークによって、ビデオやオーディオなどの連続メディアを伝送するとき、これらメディアの通信サービスの品質(QoS)を確保する必要があり、このQoSに相当したネットワークの接続制御システムとして、QoS予測制御方式を考案した。この新しいQoS制御方式は、過去, 数回のQoS制御結果を用いて、予測情報を生成し、ユーザのQoS要求値と予測QoS値との一致、不一致検定を実行する。その結果、一致したQoS値が存在するとき、QoS要求値を各レイヤにQoSマッビングを実行して、QoS制御を行う。不一致のとき、ユーザのQoS要求値とネットワークが提供できるQoSパラメータとの交渉を実施し、QoS要求値を調停し、必要ならば、ユーザのQoS要求値を変更する。このような予測アルゴリズムとそれに基ずく予測制御機構を実現するハードウエア構成について考究した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-07-12

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