ウェーブレットとフラクタルによる画像圧縮
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概要
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近年、64kbps以下による画像圧縮が盛んである.国際標準であるMPEG-2では,変換符号化形式にはDCTを採用している.DCTでは低ビットレートの符号化において,ブロック歪やモスキート雑音等の欠点がみられた.このDCTとは全く異なった関数でるウェーブレット変換では,変換基底をオーバーラップさせることでブロック歪が消え,高周波成分ほどブロック幅が小さくなることでモスキート雑音が抑えられる.しかしながら,このウェーブレット変換が正規直交関数であるためには無限長のタップを必要とする.この理由からDCTに比べLSI化が難しいとされ,あまり好ましいものとされなかった.この性質を逆に利用し,あるタップ長を指定し,それによって分解された画像に別の処理(フラクタルモデリング)を施す.本論文ではウェーブレット変換とフラクタルの特長による画像圧縮を試み,解凍したその再生画像とのSNRを調べた.
- 1996-03-11
著者
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関口 直宏
創価大学工学部大学院情報システム学専攻
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関口 直宏
創価大学大学院 工学研究科 情報システム学専攻
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上野 義人
創価大学大学院 工学研究科 情報システム学専攻
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上野 義人
創価大学大学院工学研究科情報システム学専攻
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上野 義人
創価大学 工学部 情報システム工学
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