無線LANにおけるIP品質推定に適した測定項目(モバイルQos, ユビキタス, アドホックNW, 及び一般)
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概要
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IEEE802.11無線LANの普及に伴い,今後VoIPや映像コミュニケーションサービス等のリアルタイムアプリケーションが無線LAN上においても利用されると考えられる.しかしながら,無線LAN利用においては,他無線システムからの不要波やノイズのよる干渉やCSMA/CAアクセス制御方式に起因するネットワーク性能の劣化が課題でとなっており,無線LAN上でのリアルタイムアプリケーション利用が普及するにつれ,サービス品質を監視し制御することが必要不可欠となる.本検討では,IPパケット品質特性を推定するための測定項目として,無線区間での再送率に着目した.IEEE802.11b方式を対象とし,IEEE802.11g方式が混在する環境において,送信パケットのトラヒックパターンに対するIPパケット品質特性を評価する.実験において,希望信号強度と不要信号強度の比であるDU比がIP品質尺度に影響しており,送信パケットの再送による遅延揺らぎの発生がIP品質尺度の低下の要因となった.これらの結果から,無線区間での再送率とIP品質尺度との相関関係をもとに,送信パケットのトラヒック条件に応じて,再送率を用いて品質劣化の推定や監視が可能となることを示した.また,CTSの送信抑制効果における課題を明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-04-15
著者
-
松川 達哉
日本電信電話株式会社NTTサービスインテグレーション基盤研究所
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川田 丈浩
日本電信電話株式会社nttサービスインテグレーション基盤研究所
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佐竹 孝
日本電信電話株式会社 NTTサービスインテグレーション基盤研究所
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山田 慈朗
日本電信電話株式会社 NTTサービスインテグレーション基盤研究所
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長谷部 悟史
長岡技術科学大学 電気電子情報工学科
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長谷部 悟史
長岡技術科学大学
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長谷部 悟史
長岡技術科学大学電気電子情報工学科:(現)日本無線株式会社
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佐竹 孝
日本電信電話(株)nttサービスインテグレーション基盤研究所
-
佐竹 孝
日本電信電話株式会社
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