Steady-State型聴覚誘発脳磁場波形の周波数応答に関する一考察(「感性情報処理の基礎と応用」並びにヒューマン情報処理一般)(視聴覚脳機能)
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概要
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脳磁計を用いて、Steady-State型聴覚誘発脳磁場を測定しその振幅スペクトルを求めた。その結果、刺激間隔が25msec以下の場合その刺激間隔に対応する周波数のところにピークが観測され、25msecよりも長い間隔の場合にはその2倍高調波のところにピークが観測された。一方、Steady-State型聴覚誘発反応が主にTransient型聴覚誘発反応における聴性中間反応の重ね合わせによるものと仮定し、計算機によるSteady-State型波形の合成を行った。両者の傾向は一致し、仮説の妥当性が示唆された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-12-11
著者
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