半睡状態における聴性誘発脳磁場の変化(「感性情報処理の基礎と応用」並びにヒューマン情報処理一般)(視聴覚脳機能)
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概要
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脳磁図(Magneto enceohalo eraphv : MEG)を用いた徳性誘発脳磁場の測定では,覚醒時での反応は知られているが半睡状態やまどろみ状態での反応はまだ知られていない.本研究では,半睡状態における聴性誘発脳磁場の変化を明らかにすることを目標とする.覚醒時の聴性誘発脳磁場は,N1mと呼ばれる1次聴覚野の反応と,P2mと呼ばれる2次聴覚野の反応がみられる.しかし半睡状態ではN1mの振幅と,その後にそれより大きな振幅が現れる.その振幅の潜時は約200msで,そのピークに対する信号源は2次聴覚野ではなく深部にあることが確認された.これは聴覚の反応ではなく半睡時固有なものてあり,音刺激と同期して反応が現れたことが考えられる.
- 2003-12-11
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