コネクションレス・サーバに関する一検討
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概要
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インターネットは、あらゆる国々の大学・研究所・企業等各機関のルータの相互接続によって構成された世界的規模のネットワークである。IPルータはインターネットプロトコル(IP)に従ってデータをルーティングする装置である。IPルータは他のIPルータやデータベースなど各種サーバと接続されており、インターネットに接続したIPルータのドメイン内のワークステーション(WS)やパソコン(PC)は、セキュリティの厳正な所を除いて、基本的にインターネット内の世界中全てのサーバへのアクセスが可能である。また、多地点TV会議・分散データベース等、リアルタイムでのマルチメディアサービスを提供するアプリケーションも普及し始めている。これらのサービスは、ネットワークのパケット転送能力を従来よりも多く必要とする。インターネット利用者が指数的な増加やアプリケーションの要求するパケット転送能力の増大を考慮すると、将来ネットワークの転送能力が裾要に対し大幅に不足するという問題が予想される。この問題の解決のため、インターネット基幹網の構築が必要と考えられる。インターネット基幹編とは、インターネットのIPルー夕間を結ぶ広帯城大容丑のバックボーン・ネットワークを示す。本稿は、インターネット基幹網に通用可能な、広帯域大容量ルーティングサーバへの要求条件をまとめ、実現方式について考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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