可移植性腫瘍細胞(LLC)における磁界照射の影響

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概要

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電磁波の生体へ及ぼす作用は、一般に熱的作用と非熱的作用の2つに分けて考えられている。現在、電磁波を用いた癌治療法では前者の作用のみ考えられ、温熱療法として用いられているが、細胞性免疫能の低下等の正常細胞に対する副作用があるため、期待された効果が認められていないのが現状である。また、後者の作用については一般に考えられていないようである。腫瘍に対する磁界の非熱的作用について検討するためのin vivo実験において、抗腫瘍効果が認められた。そこで、本報告では照射時間、照射電力、などの照射条件を変え、癌細胞への磁界の影響を考察するためにin vitro実験を行い、さらに、制癌剤との併用による効果を調べる実験も行ったので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-03-27

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