楕円コイルを用いた複合アプリケータによる誘導加温特性

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概要

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ハイパーサーミアにおいて、生体深部を局所的に効率よく低出力で加温することが重要な課題である。筆者らは、すでにアモルファス合金粉末や磁性流体などのインプラント材を用いて、生体深部を局所的に加温することを示した。さらに効率よく低出力で局所的に加温できる方法として、これまで行ってきた加温方法に複合アプリケータを用いる方法を提案し、実験してきた。この結果、誘導加温と、誘電加温の相乗効果が表れ、従来の方法より効率よく加温することができることを示した。本報告では、実際上有用な楕円コイルを用いた複合アプリケータによる加温特性について実験的に検討したので、その結果について報告する。
1997-03-06

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