複合アプリケータを用いた誘導加温特性

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概要

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ハイパーサーミアにおける誘導加温では、アモルファス合金粉末や磁性流体などのインプラント材を用いることにより、効率よく生体深部を局所的に加温することが可能である。しかし、臨床ではインプラント材の生体への正常な部位に対する影響、腫瘍部までの誘導法などの問題がある。筆者らは、より非侵襲的に、また低出力で局所加温ができる新しい形の複合アプリケータを考案した。これは、コイルの中に補助的なアプリケータを備えたものである。本報告では、この新しいアプリケータを用いて、誘導加温実験を行った場合の寒天ファントムの温度上昇および加温分布について報告する。
1995-03-27

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