照査支援システム : かな漢字表記に対する揺れ検出方式

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概要

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1冊以上の仕様書などを多人数で分担執筆した場合、表記の揺れが問題となる。この揺れを検出する作業を照査と呼ぶ。照査作業は、文書全般の内容を把握している者が行なわなければならないが、1人で膨大な量の文書を処理すると検出洩れという問題がある。このような文書に関する問題を解決するため、計算機による校正支援システムがある。しかし、従来からの校正支援システムは、用語の間違いの発見を主目的としているため、このような揺れの検出には不向きである。そこで、揺れを自動検出するのではなく、似通った語を近接させてリストアップすることで、揺れの発見を支援する方式を考案した。また、この方式に基づいた照査支援システムの試作と評価を行なったので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-03-27

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